6月から9月は「夏季の V O C 対策」重点実施期間です
∼近隣都県市と連携して光化学スモッグ等の改善に取組みます∼
1 「夏季のVOC対策」の内容
(1)期間
平成 29 年6月∼9月
(光化学スモッグ注意報が発令されやすい期間)
(2)VOC排出抑制に向けた取組実施の呼びかけ
VOCを排出する事業所(有機溶剤を取り扱う工場・事業場など)に対し、保管容器のふた閉め などの基本的な取組の徹底、低VOC資材の使用等を呼びかけます。(別紙1)
呼びかけは、各都県市において、ホームページや共通リーフレットの配布等を通じて実施します。
(3) 光化学スモッグ注意報等の発令及びPM2. 5 に関する情報提供 各都県市において、ホームページ等で情報を提供しています。 ア 光化学スモッグ注意報等の発令に関する情報提供
相模原市 http:/ / www.c ity.s ag amihara.kanag awa.j p/ kankyo/ hozen/ 00 1857 .html 神奈川県 http:/ / www.pref .kanag awa.jp/ s ys/ taikikans hi/ haturei/
イ PM2. 5 に関する情報提供
相模原市 http:/ / www.c ity.s ag amihara.kanag awa.j p/ kankyo/ jyokyo/ 25 978/ 025 980 .html 神奈川県 http:/ / www.pref .kanag awa.jp/ c nt/ f 47 029 0/
2 VOC排出事業所への立入調査の実施
大気汚染防止法届出事業所のうち揮発性有機化合物排出施設設置事業所に対して夏季の 集中立入を実施します。
夏季は、気温が高く日射量が多いことから、光化学オキシダントが高濃度になりやすく、近年も光化学 スモッグ注意報が発令されています。
こうした状況を改善するため、相模原市は、昨年度に引き続き、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・横 浜市・川崎市・千葉市・さいたま市と連携して、「夏季の V O C 対策」重点実施期間を設定し、塗料・インキ・ 洗浄剤等の溶剤に含まれる成分であるVOCの削減に取組みます。
また、VOCの削減は浮遊粒子状物質(SPM)や、その一部である微小粒子状物質(PM2.5)の低減にも 効果があると考えられます。
平成 29 年 5 月 30 日 相模原市発表資料
【問い合わせ先】
相模原市 環境経済局 環境共生部 環境保全課 電話 042−769−8241
印刷業界の制度である GP資機材認定制度では、 低VOC 洗浄剤等環境に 配慮した資機材を登録して います。
市内事業者の皆様へ
夏 夏季 夏 季 季の の のV V V O O O C C C ※
※ ※ 1 1 1
排 排出 排 出 出削 削 削減 減 減 に御 に 御協 協力 力 を を お願 お 願い いし しま ます す! !
※※1 1 VOVOC(C(揮揮発発性性有有機機化化合合物物))ととはは塗塗料料・・イインンキキ・・洗洗浄浄剤剤等等、、溶溶剤剤にに含含ままれれるる成成分分でですす
既存設備の大幅な変更をせ ず、VOC排出量を3∼6割程 度まで抑制できます。
め っ き 品 質 に 必 要 な 部 品 洗 浄度の基準を見直し、水系洗浄 剤へ代替することで、VOC排 出量を5割以上抑制できます。
低V OC 製品を 選びま し ょ う
ムダな蒸発を防いで
原材料費削減
容器のフタ閉め! 洗浄槽のフタ閉め!
廃棄物容器の密閉
相模原市では平成23年度より、夏季(6∼9月)における VOC 対策を強化して実施しています。 こまめなフタ閉め等、下記の基本的な対策から今一度見直してください。御協力よろしくお願い致します。
フタを開放しているだけで溶剤は蒸発しています! 必要なとき以外はフタをしっかり閉めましょう。
においが減ります!
作業環境の改善
メリット
メリット
(赤外線センサーでフタ開放時の一斗缶撮影)
溶剤の染み込んだ廃 棄物は常に密閉しまし ょう。
「VOC 拡散防止のため 必ずフタをすること」 等の張り紙をするとよ り効果的です。
0 2000 4000 6000 8000 10000
フタ開前 フタ開直後
VOC濃度 / ppmC (洗浄剤小口容器)
フタ開直後に 濃度が120倍
洗浄槽のフタをすると蒸発量が 1/ 2∼1/ 4 程度まで減ります。
(東京都 VOC 対策ガイド(工場内編)より)
フタ開放で 8 時間に 60 g の溶剤が蒸発します。
( 日本 印 刷 産業 連 合 会 印 刷産 業 に おけ る VOC 排出 抑 制 自主 的 取 組 推進 マ ニ ュア ル よ り)
溶剤の蒸気
夏 夏 場 場 は は 気 気 温 温 が が 高 高 く く 、 、
特 特 に に 有 有 機 機 溶 溶 剤 剤 が が 蒸 蒸 発 発 し し や や す す い い 環 環 境 境 で で す す 。 。
≪印刷≫
低VOC洗浄剤
≪金属等脱脂戦場≫ 水系洗浄剤
≪塗装≫
ハイソリッド塗料
別紙1
なぜ、VOC対策が必要なのか?
V OC ( 有機溶剤など ) は、
有害な 光化学オキシダント の
生成原因の一つです。
光化学オキシダントが高濃度になりやすい気象条件は、①最高気温が 25℃以上 ②日照が あること ③東京湾や相模湾から海風の進入があること、等があります。これらの条件が揃う、 夏季にVOCの排出を抑えることは特に重要です。
VOCには、塗料やインキに使われるトルエン、金属や機器の洗浄に使われるトリクレン(ト リクロロエチレン)、塩化メチレン(ジクロロメタン)等があります。VOCは蒸発しやすく、大 気中に出ていくとNOXとともに太陽光を受けて光化学オキシダントを生成します。光化学オキシ ダントは、目や喉への刺激等の人的被害だけでなく、農作物等の植物被害も引き起こします。
VOCは他に浮遊粒子状物質(SPM)、微小粒子状物質(PM2. 5)の生成原因にもなります。
光化学スモッ グ注意報
※ 2
は
夏季に多く 発令 さ れま す。
※ 2 光化学オキシダントが高濃度(120 ppb)となり、その継続が見込まれる場合に発令
夏季における光化学オキシダントは、
広い範囲で高濃度 になります。
溶剤
≪光化学オキシダントの生成≫
光化学 オキシダント
SPM PM2 .5
ボイラー・ 焼却炉等 蒸発系固定
(63%)
自然由来
(植 物等) 自動車・
船舶等
一般家庭・ オフィス 工場・給油 ・
屋外塗装等
高濃度の光化学オキシダントが広い範囲で発生することから、東京都・埼玉県・千葉県・ 神奈川県・横浜市・川崎市・さいたま市・千葉市・相模原市が夏季のVOC排出削減を共同 で呼びかけています。(平成24年度より実施)
平成 29 年 5 月発行